研究会からのお知らせ

管路更新を促進する工事イノベーション研究会(第2期)報告書

本報告書は、平成30年度から令和4年度にわたり活動を行ってきた「管路更新を促進する工事イノベーション研究会(第1期)(第2期)」の研究活動の成果について報告するものです。

研究会(第1期)では、事業体の工事業務の手順や他事業体の事例等を参考に、地元工事業者の受注を想定した「小規模管路工事向け 簡易型 設計施工一括発注方式(小規模簡易DB)」を提案し、議論を重ねて事業体の協力のもと3つのモデル事業を実施し、検証・評価しました。

研究会(第2期)では、研究会(第1期)での小規模簡易DBの成果を踏まえ、事業環境に応じた導入方法や設計・積算の実施等について、研究会やワーキングにおいて委員事業体間で活発な情報交換・議論を交えながら、事業体毎に事業環境を踏まえた導入の検討やモデル事業の実施が進められて来ました。 その結果、第1期、第2期を通じて事業環境の異なる16事業体の導入プロセス事例及び合計78件もの工事実施事例を蓄積することが出来ました。


本報告書では、委員事業体において実施されたモデル事業の実施状況、事業体や工事業者の皆様へのヒアリングの結果、及び小規模簡易DB導入の効果の検証について報告します。また、小規模簡易DBの導入・実施を円滑に進められるように、モデル事業に基づいて作成した「導入マニュアル」、「発注者向け設計の手引き」、「工事業者向け詳細設計図作成の手引き」、「詳細設計の照査(確認)マニュアル」を提案しています。詳細については報告書をご参照ください。

管路更新を促進する工事イノベーション研究会(第2期)報告書
目次

  1. はじめに
  2. 研究会(第1期)の研究経過
  3. 研究会(第2期)の活動経過
  4. モデル事業の概要
  5. モデル事業を通じた小規模簡易DBの効果検証(途中経過)
     5.1 ヒアリング調査
     5.2 導入効果の分析
     5.3 検証のまとめ、考察
  6. おわりに

【小規模簡易DBの実施事例】
会津若松市、氷見市、明石市、鹿児島市、十和田市


【巻末資料】
① モデル事業の導入経過
② モデル事業を通じた小規模簡易DBの効果検証  ヒアリング調査結果(途中経過)
③ 概算数量設計に用いる標準数量(案)


【マニュアル・手引き】
① 小規模簡易DB導入マニュアル(案)
② 小規模簡易DB 事業体担当者用設計の手引き(案)
③ (受注者用)小規模簡易DB 詳細設計図作成の手引き(案)
④ (発注者用)小規模簡易DB 詳細設計の照査(確認)マニュアル(案)


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