現地で切管加工できない挿し口形状はありますか?
Q10-5
- 現地で切管加工できない挿し口形状はありますか?
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呼び径1650以上のS形、呼び径2000以上のUS形です。
なお、現地切管が可能な挿し口形状及び適用管厚については、下表を参照下さい。形成する
挿し口の
接合形式適 用 管 種 呼び径75 ~ 250 呼び径300 ~ 2600 呼び径
300呼び径
350~
400呼び径
500 ~
10001種管
(D1)S種管
(DS)3種管
(D3)E種管
(DE)PF種管
(DPF)1種管
(D1)2種管(D2)
~5種管(D5)S種管
(DS)切用管の表示なし GX形 ○(1) ○(1) ×(1) × ○(1) ○(1) ×(1) ○(1)(2) ×(2) ─ NS形 ○ ×(2) ×(2) × ○ ○ ×(2) ×(2) ×(2) ○ S形・US形(3) ─ ─ ─ ─ ○ ○ × ─ ─ × UF形 ─ ─ ─ ─ ○ ×(4) × ─ ─ × K形・T形 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ U形 ─ ─ ─ ─ ○ ○ ○ ─ ─ ○ NS形(E種管) ○(5) ○(5) ○(5) ○(5) ─ ─ ─ ─ ─ ─ 備考 1. ◯は切管による挿し口の形成が可能、×は切管による挿し口の形成が不可能、-は適用外を示す。 2. 適用管種(管厚)は、下図の受口端面の表示配列例に示す「管種の記号」による。
注 (1) PF 種管及び1 種管は、切管用挿し口リングによる挿し口の形成が可能である。
なお、呼び径75 ~ 300 のPF 種管、1 種管、S種管及び3 種管は、挿し口突部
を形成することなく、P-Link によってGX形直管の受口との接合が可能であり、
G-Link によってGX形異形管の受口との接合が可能である。
(2) 既設管の呼び径 75 ~ 450 の 3 種管及び呼び径300 ~ 450 のS 種管は、切管用挿
し口リング〔タッピンねじタイプ(継ぎ輪接合用)〕による挿し口の形成が可能で
ある。この場合、GX形はGX形継ぎ輪、NS形はNS形継ぎ輪を使用して接合
する。また、呼び径 500 ~ 1000 の2 種管は、切管による挿し口の形成が可能である。(3) S 形の呼び径 1650 以上、US形の呼び径 2000 以上及びUS形(R方式)は、現
地で挿し口突部を形成できないため、UF形管で切管調整することが望ましい。
なお、切管する必要が生じた場合は、通常、メーカーでの工場切管とする。
(4) 呼び径 1350 及び呼び径 1600 以上は、切管による挿し口の形成が可能である。 (5) 1 種管、S種管、3 種管及びE 種管は、挿し口突部を形成することなく、受挿し
短管(E種管)とN-Link(E 種管)によってNS形直管(E種管)の受口との接
合が可能であり、N-Link(E種管)によってNS形異形管(E種管)の受口との
接合が可能である。