GX形のP-LinkとG-Linkを使用する場合の切管長さの考え方を教えてくたさい。
Q6-11
- GX形のP-LinkとG-Linkを使用する場合の切管長さの考え方を教えてくたさい。
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GX形切管ユニットを使用する場合の切管長さの考え方を以下に示します。
①G-Linkを使用する場合
G-Linkを使用する場合の切管の有効長は、図1に示すように接合状態における挿し口端部間の長さです。甲切管では有効長のなかに受口内の標準胴付寸法(Y)が含まれており、切管をする場合はY寸法を含めた管長になるように管を切断します。
図1 甲切管の有効長(G-Linkを使用)②P-Linkを使用する場合
P-Linkを使用する場合の切管の有効長は、図2に示すように接合状態における挿し口端部間の長さからP-Linkの有効長を引いた長さです(表1参照)。また、甲切管では有効長のなかに受口内の標準胴付寸法が含まれており、切管をする場合はY寸法を含めた管長になるように管を切断します。
図2 甲切管の有効長(P-Linkを使用)表1 P-Link使用による伸び量呼び径P-Linkの有効長(mm)P-Linkによる伸び量(mm)75180171001802015021023200220222502202330026720【寸法記入例】
呼び径200GX形における配管設計時の寸法記入例を図3に示します。
P-Linkを使用する場合には、以下のように切管の有効長を算出します。
L=甲切管有効長-(P-Linkの有効長)
=4909mm-220mm=4689mm
図3 寸法記入例