GX形継ぎ輪と両受短管の使い分けについて教えてください。
Q6-8
- GX形継ぎ輪と両受短管の使い分けについて教えてください。
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GX形異形管には継ぎ輪と両受短管が規格化されていますが、配管設計時の使い分けについて表1に示します。
表1 使用箇所の適応可否項 目継ぎ輪両受短管せめ配管(結び配管)可 能不 可 注1)異形管挿し口との接合不 可 注2)可 能一体化長さ範囲内への使用可 能 注3)注1) 両受短管は内側に壁があり先行管に引き込む事ができないため、せめ配管を行なう事が出来ません。
図1 両受短管の場合注2) 継ぎ輪に異形管挿し口を接合することは、ゴム輪が異形管の正規の止水位置から外れてしまう場合や、地震時等で継ぎ輪が大きく移動した場合に、異形管の接合用フックと押輪が接触し破損の原因となるなど、不具合の原因となるため使用できません。
図2 異形管挿し口との接合注3) 継ぎ輪を一体化長さの範囲内に設置する場合、継手の伸縮および屈曲を防止するためにG-Linkを用いることにより設置可能です。
図3 継ぎ輪の設置例