GX形で乙字管を使用した場合、一体化長さ早見表が使えるのでしょうか。使えるのであれば、角度は何度で見るのでしょうか?
Q6-7
- GX形で乙字管を使用した場合、一体化長さ早見表が使えるのでしょうか。使えるのであれば、角度は何度で見るのでしょうか?
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「GX形ダクタイル鉄管管路の設計」(JDPA T-57)4.5.2 曲管部およびT字管部乙字管(3)解説に記載されているように、乙字管を使用した場合、水圧や土被り等の適用条件を満たしていれば、一体化長さ早見表を使用することができます。乙字管の一体化長さは、45°曲管の一体化長さと同じ寸法にしてください。
(JDPA T-57 頁20より抜粋)表 曲管部およびT字管部の一体化長さ単位:m呼び径曲管部 1)T字管部 2)22.5°以下22.5°を越え
45°以下45°を越え
90°以下設計水圧(MPa)設計水圧(MPa)設計水圧(MPa)設計水圧(MPa)0.751.30.751.30.751.30.751.37511
11141110051504662008250261127注1) 単独曲管部では曲管の両側に一体化長さを確保する 2) 枝管の呼び径で判断し、技管側に表中の一体化長さを砿保する。なお、本管側の一体化災さは呼び径によらず両側とも1mとする。 備考1) 表中の設計水圧は、0.75MPaは0.75MPa以下の場合、1.3MPaは0.75MPaを越え1.3MPa以下の場合に適用する。なお、設計水圧は静水圧と水撃圧を加えたものとする 2) ポリエチレンスリーブの有無に関わらず、上表の値を適用する。 3) 曲管が2個以上の複合曲管部で90°を超え112.5°以下の角度であれば表11の45°を越え90°以下の曲管部の一体化長さをそのまま適用出来る。ただし、112.5°を超える角度については管端部の一体化長さを用いる。 4) 本表の適用条件をJDPA T-57頁20表11に示す。 (JDPA T-57 頁21より抜粋)
図 乙字管の一体化長さ