溝形フランジ(RF形-GF形)の施工管理はどのように行いますか?
Q8-5
- 溝形フランジ(RF形-GF形)の施工管理はどのように行いますか?
-
溝形フランジ(組み合わせ:RF形-GF形)は、使用するガスケットによりメタルタッチの場合とメタルタッチでない場合の二種類あり、それぞれ施工管理方法が違います。1.メタルタッチの場合(GFガスケット1号を使用)
フランジ面間に1㎜厚のすきまゲージが入らないことを確認します。さらに、ボルトにゆるみがないことの確認として、すべてのボルトが60N・m以上のトルクであることを確認します。
2.メタルタッチでない場合(GFガスケット2号を使用)フランジ面間の間隔をすきまゲージにて円周4箇所測定し、その値が標準間隔の範囲内にあることを確認します。さらに、すべてのボルト・ナットが容易にゆるまないことを確認します。
標準間隔の範囲内にあることは、上限のすきまゲージが挿入できず、下限のすきまゲージが挿入できることにより確認します。
標準間隔については、下表を参照してください。表1 メタルタッチでない溝形フランジの標準間隔呼び径標準間隔下限上限75~9003.54.51000~15004.56.01600~24006.08.026007.59.5