トップページQ&A設計配管時に水の流れ方向や施工方法に対して受口の向きは考慮する必要がありますか? Q5-4 配管時に水の流れ方向や施工方法に対して受口の向きは考慮する必要がありますか? 配管のしやすさには影響しますが、水を流すという管路の機能上は特に考慮する必要はありません。接合された継手部の内側を見ると、受口の奥と挿し口端部の胴付部に若干の隙間ができます。この隙間は、継手を真直ぐに接合した場合は極めて小さなものですが、曲げ配管を行うと曲がりの背中側が必ず少し開いています。管内の水の流速はせいぜい毎秒数m程度なので、この隙間に満たされている水が動くことはほとんどなく、管内を流れる水に対する影響は極めて小さいものといえます。しかも、この隙間は内側から見ると単なる凹部に過ぎず、受口の向きによって隙間の状態が大きく変わるわけではありません。したがって、受口の向きが水の流れ方向に影響を与えることはないといえます。一般に傾斜配管や伏せ越し部などで管が斜めに配管される場合は、受口が上を向くようにして下から上に配管するほうが施工は容易ですが斜め配管の距離が短ければ、管を陸組みすることによって受口が下を向いた配管も可能です。したがって、これまで流れの向きと受口の向きを一致させたり、傾斜部で受口を上向きにするといったことが慣例的に行われてきた場合もありますが、特にその必要はないといえます。 前のページに戻る お問い合わせ Q&Aに関するご意見、ご質問は以下よりお問い合わせください。 お問い合わせ
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